涼宮ハルヒの溜息 / 谷川流

憂鬱と比べるとなんかヌルい感じがする。
最初の憂鬱の後日談のところ良いなあ。後半はちょっとだれてきたと思う。まあ本来ならそこで鶴谷さんあたりががんばる予定だったんだろうけど、それもちょっと弱いかなあ、と。あの人に八重歯をつけたのはアニメ版の功績とどっかで読んだけども、それもわかる気がする。まあアニメを見る限りでもこの辺りの話はそんなに好きじゃないのでこんなもんかなあ。これは憂鬱からそうなんだけど、文章の端々の表現がユニークで良いね。
次は孤島編とか野球編とかのいわゆる短編集らしいので期待したいところ。そう言う話の方が好き。


ところで電車の中でラノベを読むのは恥ずかしいという問題点が浮上してきた。まとめて買ったハルヒはもう1冊あるわけだけどどうしたもんかね。ちなみにこんな感じを前にも体験した気がしてたんだけど、4月の上旬にマリみてを電車の中で読んでて同じことを思った気がする。ん、でも記録を探しても見つからないなあ。くもりガラスの向こう側の発売日からして、多分電車の中で読んだハズなんだが。