香港旅行記(1/3)

6時くらいに起きて準備して羽田に向かう。飛行機に乗るのは初めてではないけれど、国際線って初めてなので搭乗時刻のどれくらい前に行く必要があるのかよくわからない。そこは余裕を持って早めの移動。国際線ターミナルは国内線のとはまただいぶ雰囲気が違うなあ。空港の窓口でモバイルWiFiを借りるつもりだったのだけれど、在庫なしということで断られてしまった。これはだいぶ予定と違うのだけれど、ローミングでのデータ通信もできることは確認済み(ただし料金が最大2980円/日)なので、それもやむなしか。
出国は特に問題もなく。外貨両替どうするべきかというのがよくわからなかったので、念のため羽田にあった両替所で$500だけ手に入れておくことに。7600円くらい。基本的には現地での決済はクレジットカードだろうからあんまり使わないと思うんだけど……。ちなみにあとでわかった話としては、空港のレートは0.0657(\10000→$657)と、今回の旅行で見た中でぶっちぎりで悪いレートだった。まあ羽田のあんな場所にあったらそれもしょうがないよなという気もするけれど。
飛行機は無事に着いて香港入国審査。飛行機の中でなんか紙を配ってたなというのは知ってたんだけど、入国審査票みたいなのを持たずに窓口に行ったら「外で書いてこい」という指示が。あーこれのことだったのかと思いながら入国審査票を記入。漢字(中国語)と英語の併記なんだけど、それぞれ書いてあること違わないか?とか思いながらそれっぽい項目を埋めていく。2回目のチャレンジではリジェクトされなかったので、書いた内容は間違ってなかったんだろう。まあ本当に必要な項目とオプショナルな項目とがあるのかもしれないけれど。そんな感じで無事入国。しかし相手が何言ってるのか全然わかんないぞ。
まずは宿がある九龍へ。空港からの電車代で$90かかるとか、もしかして$500とかあっという間に消えてしまうんじゃないかとちょっと不安に。まあ日本円ならたくさんある(ゲームマーケットのためにおろした分の余りをそのまま持ってきた)ので最悪ホテルででも両替できるだろうと思いつつ。九龍駅についてから歩いて行くつもりだったんだけど、なんかどうにも駅から脱出できなくてだいぶ迷った末にタクシーを使うことに。いやなんか空中庭園とかあっちの方に出て、入り口に警備員が立ってるような建物に迷い込みそうになったりしてたもので。地上は地図+GPSで結構なんとかなるけど、地下は難しいわ。なお、タクシーの人に場所を言っても通じなかったので、印刷してあったホテルのクーポンとスマートフォンの地図を見せてなんとかしてもらった。いやー地図大事だわー。
無事にホテルについてチェックイン。チェックイン時に$500のデポジットを求められたのは少し焦ったけど、1万円札を見せて(両替できる?)と聞いたら1万円札でいいということだったのでそれで。まあ無駄に両替すると価値下がるしな。ちなみにホテルの両替レートは0.073くらい。部屋についたらまずはインターネット環境のセットアップ……と思ったところで、ホテルのインターネット接続が有料ということを知る。しかも1000円/日くらいする。く、こんなところでも日本との違いを感じることになるとは。あと日本式のコンセントが差さる口が1つもねえ(これはフロントに言えば貸してくれたのかも)。
takot先生から現地で安いスマートフォンorWiFiルータ買って、現地のSIMを使うという手があるよという教えを受けたのもあって、電気街であるSham Shui Poへ行ってみることに。とりあえずコンセントの電圧変換のやつを買って(持ってきた機器は全部240V対応であることはわかってたので本当は形状変換だけで良かったんだけど)、しばらく街をうろうろと。結局$450でWiFiルータを買うことにした。ローミングのデータ通信料あと2日分(今日はたぶんもう上限だから)と比較するとSIM分高いんだけど、まあ後に残るものがあった方がいいかなーということで。中古っぽいスマートフォン端末を売ってる露店も結構あったので、テザリングできる端末を探した方が安いんだろうなという気もするけれどそれはちょっと不安度が高い。あとはその辺の露店でSIMを購入。店先によくわからん番号の一覧があるなと思っていたのだけれど、あれは電話番号の一覧なんだな。いい番号には特別に値段がついて、その他はまとめて投げ売りみたいな売り方のようだ。面白いな。
ここでいったんホテルに戻ってWiFiルータをセットアップ。が、3G網にどうしても繋がらない。たぶんSIMが悪い気がするんだけど、露店で買うときに適当にはいはい言ってたのが失敗だったか。アクティベーションの問題のような気もするんだけどなあ。調べてみるとちゃんとしたところでもデータ通信用のプリペイドSIMが$100/7日とかで買えるそうなので、正規の販売店に行って初期設定まで頼み込んでやってもらった。普通にSIM差してブラウザで外に繋ぐときにどういうプランで使うか選択するだけっぽかった。マニュアル読んだ限りだと特定の番号に電話するとしか書いてなかったから、電話機ないとダメなんだと思ってた。それなら自分でできたな。ちなみに今回使ったのはone2freeのSIM。選択肢はいくつかあったみたいだったけど、ググって一番最初にblog記事が出てきたのを選んでみた。あとホテルの近くに正規の販売店があったというのも大きいかな。
そんな感じでインターネット接続問題が解決したので夕飯へ。しかし全然調べてなくてどうしたものか……ということで迷った末、ホテルの地下の中華料理屋へ。コースで4000円くらいのところ。コースはやり過ぎだろうと思ったのでメニューを見るもなんだか全然わからん。かろうじて炒飯みたいなのが見つかったのでそれを注文。$70だったのでホテル価格を考慮して対して量があるわけでもないんだろ?とか思ってたんだけど、そんなことはなく2.5人前くらいのサイズで出てきた。やっぱり中華料理とか1人で行くものじゃないよな。
この辺りで部屋に戻って就寝。2日目につづく。