まあなんというかいわゆる地震があった日。
TwilogにあるTwitterへのpost時間は14:49:06。最初は目眩かと思った。これが地震だと認識して最初に思い浮かんだのは「Twitterにpostしてこの地震TLに乗らなくては!」というもの。まあ会社の入ってるビルは避難所指定される程度には安全なので、ビルから緊急退避しなくていいということがわかっていたとは言え、この思考回路はどこかで致命的になるような気がしないでもない。まあ火事だったら普通に逃げるよ。
地震が起こった直後からすぐになんどか余震があったんだけど、向かいにあったNTTのビルがうねるように揺れていたのがとても印象的だった。さすがに動画を撮ったりしてないのだけれど、似たようなのはyoutubeに結構あったはず。まあおそらくはうちの会社が入ってるビルもそんな感じで揺れてたんだろうけど、あんなに揺れてよく壊れないよなー。まああんなかんじで揺れのエネルギーを逃がすようにできてるんだろうけどさー。ね。
そこからはまあもうほとんど仕事にならず。週明け月曜日に打ち合わせで九州行くことになってて、その資料がもうちょっとだったのでそれだけはなんとかしたけれど。あとはずっと地震情報とかTwitterとか見てた。出張は結局延期になったけどな。
地震の初動で被害状況とか全然見えてないタイミングだったんだけど、日経新聞社のサイトでトップページにでかでかと今日の値動きが表示されていたのはとても印象に残ってる。まあその上にもっと大きく津波のことが載ってたんだけど。あとは地震が起きてからほとんど経たないうちに急激に円安に振れたこと。動いたのは1円くらいでその後ちょっとして戻ったんだけど、金融業界はほんと怖いところだなー。あとはその日のうちに建設株が大幅高になってたりとか。
Twitter見てる限りでは余震がひとまず収まったっぽい16時過ぎくらいから続々と帰宅指示が出始めていた様子。が、うちの会社は全然そういう流れにならないんだよなー。部屋の状況が心配なので早く帰りたいのだけれど。結局17時半を過ぎたくらいで会社(総務)から帰宅指示(歩いて帰れない人は会社に残ってもいい)が出て、そこから部署の偉い人がミーティングやって19時くらいに解散となった。どうせ歩いて帰るしかないんだから明るいうちにある程度距離を稼がせておけばいいのになーと思ったり。まあそうは言っても、社外に出てる人の安否確認の方が優先度が高いわけで、社内にいる人は最悪そのまま会社で一晩明かしてもらえばいいというのはわかるんだけどねー。安否確認は全部人ごとってわけにもいかないし。
歩道が人で溢れてるってpostを見たんだけど、俺の通勤路はほとんど人いなかった。まあ住宅街の真ん中を横切る裏道なのでそりゃそうなんだけど。大きい道沿いはそれなりに人がいた。そんな溢れるほどひどいという気はしなかったけど、甲州街道沿いとかのもっと大きい道だとまた違うのかもね。と、そんなkとを思いながら帰宅。結論から言うと部屋の損傷はごく軽微だった。積んであった漫画の山が崩れたくらいかなー。本棚は影響受けてないし、CDの山も崩れてなかった。あとはテレビの上に置いてあった切り替え機が飛んでたくらいかなー。台所も無傷。全体的には軽い物が結構動いたなーという印象。まあしかし地震と関係なく部屋が散らかっているという問題もあったり。ガスは止まってたのでTLに流れる情報を元に復旧。こういう日常のちょっとした便利情報とかにはTwitter便利だよなー。電車の運行情報しかり。
帰ってきてからもしばらくNHKを見ながら情報収集。情報発信する手段はいくらでもあるけど、発信するようなないようもないしねー。山陰以外のほぼすべての沿岸で津波注意報以上の警報が出てるってのはすさまじいなあ(このあとの余震のときには山陰にも津波注意報が出てたので日本の海岸すべてが注意報以上の状態だった)。しかし「大津波」っていうキーワードは初めて聞いた。そんなものがあるとはなー。
近くのコンビニやスーパーをのぞいてから柏木へ移動。パンどころか調理しないで食べられるものは軒並み売り切れていた。スーパーの棚がこんなにガラガラなの初めて見たよ。生鮮食品系はまだそれなりにあったんだけど、俺も家に帰るわけじゃないので手は出さず。新宿駅付近というか、新宿警察署前あたりでは自動車交通の麻痺っぷりが印象的だった。渋滞で車がまったく動かないの。歩いた方が速いんじゃないの?ってくらいに。歩道とかの人は普通の週末並みだった。まあ22時過ぎだったので歩いて帰る気のある人は概ね移動してしまったあとだったというのはあるかもしれない。
かろうじて開いてたなか卯でごはんを食べて柏木へ。無限ドミニオンとか言って全然ドミニオンやらずずっと他のゲームやってたけど。緊急地震速報がぶおぶおとすごい鳴ってた。