カーニバル・イヴ/カーニバル/カーニバル・デイ

3部作。全部で2000ページくらい。長かった。
1年かけて起こる1つの事件群を複数の探偵の視点から書いた物語。と言う感じか。とても清涼院流水らしい話だったと思う。悪く言えば荒唐無稽なんだが。コズミック/ジョーカーもそうなんだけど、あまりミステリっぽくない。と言うか、ミステリって言うと怒り出す人がいそうな感じ。今回も作者の名前が作中に出てきて、しかも微妙に重要そうな役回りを演じてたり。あとは過去の作品で出てきたキャラが微妙に絡んできたりね。最後のとんちはちょっと頂けないなとは思ったけどね。俺はこういうの好きで読んでるから良いけど、これは人を選ぶよなあと思った。