ドミニオン：木曜会　第5回ミニトーナメント

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行ってきました。「使用サプライは事前に作成していると言ったな。あれは嘘だ」の言葉とともにランダマイザのボタンが押されるという衝撃的な展開でしたね。今回は8枚のランダムサプライに3,4番手がそれぞれ好きなカードを1枚加えるというシステム。不利になりがちな下位手番の人が得意な戦略にできそうなのはいいシステムなのかなー。カードをちゃんと覚えてない人には辛そうだけれど。ドミニオンマニアックスZEROを事前に読んでおけということですかね！
今回のレギュレーションでは繁栄がある場合は必ず白金貨植民地あり、暗黒時代がある場合は必ずシェルター入りな感じで。あと追加できるカードは既に出ているエキスパンションのもののみという制限もあった。毎回宮廷ならず者なゲームとかやってられませんからね！

1回戦

手番順に俺、nouvellelune、yudai214(宮廷)、toratora29さんの奥さん(司教)。
植民地場ということを考えると記念碑あたりで適度にVPトークンを稼ぎつつ、基本的にはお金プレイかなーという風に考えてたんだけど、宮廷入ってだいなし。司教と宮廷が入ったので圧縮して宮廷-記念碑ゲーなんじゃないかこれという感じに。初手は銀貨から入って2人が司教に入ったのを見て記念碑を選択。そのあと結局司教買った(←ほとんど使ってない)んだけど。
序盤は5金で宝物庫を買いつつ、先に9金が出たので白金貨を購入。その後宮廷1枚と白金貨をもう1枚。ここでそろそろ前に出ないと間に合わない空気が出てきたので植民地へ見切り発車。本当はもう1枚宮廷が欲しかったんだけど……。結局植民地5枚+10VPの60点で2位。自分で植民地買って終わらせる形だったけど、それでもyudai214に2点及ばず。結局一度も宮廷記念碑決まらなかった。司教のときにもう1枚記念碑にするとか、2枚目の白金貨は宮廷だったかなーとか。こういう構築力を問われる展開は得意でないので反省点も多い。
しかしこのサプライは明らかに知ってる/知らないで大きく差が開くサプライだった(追加カードでそうなった)と思うので、ついてこれなかった2人には少し申し訳ない感。いやでもサプライ選んだの俺じゃないししょうがない。

2回戦

手番順に俺、Aki_rune、luckymangan(中庭)、todo_boss(詐欺師)。アイエエエ！詐欺師！詐欺師ナンデ！
というわけで初手は納屋があったのもあって封土-詐欺師。そして3ターン目に詐欺師を撃ってめくられる草茂る屋敷……これ慈善事業じゃないですかー！うおおおおー！　で、俺の3ターン目が終わった後に、Aki_runeが神託撃って俺の封土-銅貨を戻す→luckymanganが詐欺師撃つ→封土廃棄で吟遊詩人に→銀貨3枚ゲット→ちょろい。もうひとつの慈善事業がそこにはあった。その先は弟子と武器庫で黙々と封土取る→弟子で燃やす→封土買うの流れ。なんだかんだで詐欺師による銅貨→呪いの変換や、キーカードへのヒットが多くてまわりの人は全然進まない状態に。結果は銀貨17枚で封土が5点になり41点で1位。最初の封土廃棄が決定的な感じでしたね。

3回戦

いよいよドミニオンKP会からの刺客、KP_funclubさんとの対面である。某世界チャンプに激似だったけど気のせいですかね。
手番はKP_funclub、hansodekey、俺(倉庫)、mullinKAI(策士)。
下位手番になったときに小細工を弄するとろくなことにならないというのは京都で学んできたことのひとつである。宝の地図があるならもう倉庫しかあるまいということで倉庫をチョイス(5-2だったらどうするつもりだったんだ)。当然初手は倉庫-宝の地図。一応倉庫-倉庫から入って地図を買う可能性も考えたんだけど、最高形の伸びが全然違うのと、倉庫2枚で救済されるケースってそんなに多くないかなーということで。実際倉庫倉庫で入ったKP_funclubさんと地図を揃えるまでは同じ形。形が分かれたのは2枚目の白金貨タイミングで、俺は8金だったので改良を購入。まだ植民地が出てない状況で属州買うのはさすがに早すぎかなーと。結果的にはここで買った改良で共同墓地→屋敷にした1点が明暗を分けるのだが……
最終ターンはhansodekeyが策士からの22金……までは届かず、植民地がラスト1枚で俺のターン。ちなみに手札は銅貨,銅貨,属州,植民地,倉庫である。悪いねへぼ手札で……ドローだけは一流のところ見せてやるぜ！→倉庫で白金貨,金貨,金貨をドロー

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　　　　　／￣二二二二二二二二二二二二二二二二ヽ
　　　　　| 答 |　　　　１　点　差　で　勝　利　！　　　│|
　　　　　＼＿二二二二二二二二二二二二二二二二ノ

4回戦

いわゆる事実上の決勝卓。しかしサプライ提供としてやってくる刺客のpittrapに俺はどう戦えばいいのか！
手番はhansodekey、俺、kabibouzu(狩猟団) yudai214(玉座の間)。
1番手のhansodekeyが鍛冶屋を選択したので、よろこんでそっちの戦略に乗る。対戦相手を考えてもデッキ構築で戦うには分が悪いので、鍛冶屋ステロでの速攻戦略が一番勝率よさそうという判断だったんだけど、なにぶん1人で鍛冶屋ステロではまくられる展開が目に見えてるしなーと思っていたところだったんだけど。思わず握手を求めそうになった。
鍛冶屋ステロは100点満点で98点くらいの理想的な回り方をして、3ターン目金貨、4ターン目金貨で5ターン目に鍛冶屋2枚目入れてあとは属州を買っていく展開(たしか)。最速鍛冶屋もそうだったんだけど狩猟団ルートに行ったkabibouzuとyudai214が思ったより伸び悩んだのもあって圧倒的な差になった。終わってみればもうちょっと早くに抑留取って金貨、銀貨、公領あたりに全部トークン置かれたりすると危なかったのかなーという感じもする。それやった人も勝てない気がするけど。ラストターンに破壊工作員で属州壊されて5点減った(公領売りきれ)のには肝を冷やしたけれど、2位まで4点差の36点1位。ほんとまじあいつよくないですよ。

総合結果など

優勝ですよ！優勝！信じられない。
今回一番のハイライトは3回戦のラストターンで倉庫撃って白金貨、金貨、金貨と引いたところ。あれ残りデッキ17枚くらいの中に白金貨1枚、金貨5枚、倉庫3枚の状態だったはず。まさに奇跡。全体的に手番順がよかった(1-1-3-2)り、相手のミスや自分の引きの良さに助けられたりもしたんだけど、「幸運を味方にできれば上手いプレイヤーにも勝てる」ラインまでは来れてるのかなーとも思ったり。不運をひっくり返すほどの実力は全然ないけどね。半年前の日本選手権の頃と比べても多少ドミニオン上達してるのかなーという感じ。
優勝が既に実力以上の快挙なので次回まで続くとはあんまり思えないんだけど、次回のミニトーナメントではぜひ「前回優勝者はhageる」というジンクスを打ち破りたいですね。


あ、ところでTwitterにも書いたけど今回のルネさんの敗因はたぶんこれだと思うんですよ。