コンビニで食べ物を買ってきたついでに別冊宝島の食べ物系のムックを買ってきた。この手の本は「国内で認可されていない」→「(他国で普通に使われてても)禁止されている」というのと「日本で認可されて使われている」→「海外のほとんどの国で使用禁止(実際そうでもない)」といった言い換えが多くて非常に面白い。原発問題とかで情報戦やるような人は当然知っているようなテクニックだと思うけれど。なかでも秀逸だったのは「腐った卵の玉子焼きと業務用小売店の出来合い玉子焼きのどちらかを食べろと言われたら、迷わず腐った卵の玉子焼きを選択するべき」と書いてあったところかなー。卵はたしかにそうそう腐るようなものじゃないから、「賞味期限切れの」とか「多少古い」とかならまだわかるんだけど、「腐った」と表現してしまってるからなあ。腐った卵とか正直なかなか食べられない(においとかの問題で)と思うんだけど、これを本気にして腐った卵食べた日には直ちに健康に重大な悪影響を及ぼすレベル。まあしかし「市販の食品には発がん性のある添加物が大量に使われているから食べてはいけない」と言った言説がいまだに(一部だと思うけど)まかり通っているわけで、それを考えると「放射性物質をほんのわずかでも体内に取り込んでしまうと健康に深刻な悪影響が出る」というのが広く信じられたとしても不思議ではない気がする。
というか普段「買ってもいいけどこの作者に金を払うのは癪だなあ」と思ってスルーすることがしばしばあるのに、こんな本に金を落とすとか激しく一貫性がない。少し反省するべき。
家の郵便受けに「我々はケーブルテレビ局だ。お前達を地デジ化する。抵抗は無意味だ」とのお知らせが入っていた。最初はふーんと思って見過ごしてたんだけど、よくみるとこれ部屋に入っての作業がある。しかも選択肢が事実上来週末しかないとかどういうことなの。アンテナ口周辺とか片付けたりしないといけないんじゃないのこれー。えー。