【茅場町10回目】ボードゲームオフ会

今回主にやったのは国富論(Wealth of Nations)。盤面を開拓していくとか、自分の持っている土地から資源が出るとか、資源を交渉でやりとりする(市場もある)とか、まあものすごく変数を増やしたカタンと言えなくもないゲーム。ルール自体はわりとシンプル。ランダム要素がなくて、変数が多いゲームなのである程度定石を知らないと厳しいのかも。一見すると交渉ゲーなんだけど、通貨単位が結構小さい(例えばカタンだとカード同士って単位だから交換のミニマムの単位が大きいんだけど、このゲームは一番安い資源でさえ初期状態で$6くらいする)ので、有利な交渉をすることのメリットがだいぶ薄れている感じがする。と言うか、(これはゲームが終わってから気がついたんだけど)債権の取引が非常に有利にできてると思う。債権のルールは、起債時に$20-自分の発行済み債権数受け取れて、返済時は一律$25となっているので、自分で起債するより他人から$-20で債権を買った方が安い。まあ売る側に金が余ってることが条件だろうけど。基本的に資源の売買は売り方の得は買い方の損(逆もしかり)であるのに対して、債権交渉だけは双方にメリットがあると言うのがポイントか。これ本当にルール上やって良い物なのかなあ。
まあなんだかんだ御託を言っても、トップにダブルスコアつけられてのラスだったわけなんだけど。最初に農業戦略で攻めて、銀行戦略に転換するのが遅すぎた感じかなあ。あとは債権のからくりに気がつかなかったこととか。このゲームの戦略上極めて重要なのは、初期配置で他人とかぶる資源をメインにしてはいけないってことか。農業戦略を2人で食い合ったのが敗因のかなりを占めてると思う。まあ結構面白いゲームだったのでまたやってみたい。が、これ結構メンツを選ぶ感じのゲームだよなあ。長いし。
次回は12月後半あたり。仕事が忙しくないといいけど。あと他のイベントの動向とかも。