湯沢小旅行記。旅行って言うと(間違ってはいないけど)なんか違う気もするなあ。いやほら、旅行はメインじゃないしね。ちなみに写真とかはなんにも撮らなかったので、完全に記憶だけに頼ってこれは書かれてる。いやなんというか他にちゃんとカメラを持ってきてる人がいろいろいたわけで、携帯電話のカメラでちょっとなんか撮るのも微妙かなあみたいな感じだったので。
9時過ぎくらいに家を出て、東京駅着は10時過ぎくらい。あれ、新宿通過がちょうど10時だったかな。東京駅構内の適当な店で時間合わせがてら休憩とか。ここまではまあ予定通り。東京方面で待ち合わせて行くチームは新幹線乗り換え口集合ってことになってたんだけど、実は東京駅の上越新幹線乗り換え口は3つ(改札単位だと4つか)あって、どこが集合場所かわからない。折しも三連休の初日なわけで駅は結構な混雑だし。まあ日本橋口は冗談として、南口か中央口か。確か提案した人は京葉線方面から来るはずだから、一番近い南口の南側にが最有力かと読んで探してみたらはずれ。電話してみたら南口の違う方の改札口だった。ちなみに次点は改札口で迷わないという意味で中央口かと考えてたので大はずれだ。それにしても最近の新幹線改札はここまで乗ってきた切符も入れないとはじかれるんだね。昔はそんなことなかった気がするけどなあ。
待ち合わせ場所(新幹線改札の外なので↑とはちょっと前後するけど)に行くと見慣れない人が1人混じってる。うーん、これは誰だっけ。そもそも男という段階でかなり数が絞られてるはずなのだが……そんなに劇的に変わった人かあるいは俺が忘れてるだけか……と悩んでたら、旦那だと紹介された。あーそりゃあ知らないわけだ。わりと話しやすい感じの人だった。と、メンバーがそろったところで新幹線に乗車。車内ではまあお互い近況を語り合ったりとか。自分のことはともかく、人のことを詳しく書くわけにも行かないと思うんだけど、話を聞く限りみんなそれぞれに大変だったり楽しそうだったりな生活してるんだなあ、と。大学まで一緒だった(←と言っても本当にごくたまにその辺で偶然会う程度の交流しかなかったんだけど)人はまだつくばに住んでるらしい。
そんな感じで話をしてるとあっという間に越後湯沢に。新幹線から降りてもなかなか涼しい。いやそれでも30度くらいあったんだけど。東京駅で新幹線に乗る前と比較すると明らかにこっちの方が涼しいかな。まあ湯沢と言えば結構高いところにあるわけだから当然っちゃ当然なんだけど。ここで概ね全員そろった(後から来る人もいるので全員ではないけど)んだけど、結構変わったなーって人もいれば全然変わってないって人もいたり。まあノリはみんなそんなに変わってない感じかな。ここからは車に分乗して移動。とりあえずの目的地はアルプの里。駅裏のすぐ側の辺りにロープウェイ乗り場があるって話だったんだけど、一旦大幅に目的地を通り過ぎて戻る羽目に。ちょうど戻ってきた辺りで電話がかかってきて、曲がる目印を教えてもらったから良かったけど、これは下手するともう一度通り過ぎて戻る羽目になるところだったんじゃないかなー。
山頂を散策したりボブスレーとかやったりして2時間くらい。山の上の方って高山植物みたいなのしかないかと思ってたんだけど、結構その辺にあるような雑草も生えてるもんだね。ここが大した高山じゃないのか、それともそれだけ雑草の生命力が強いのか。いやまあ紫陽花とかも植えてあったんだけど。下山したところで後から来た人たちとも合流。おお、なんかちっちゃいのがいる。子供連れだから後から合流するって話は最初に聞いてたんだけど、意外とというか大きい子供(2才くらい)だった。本当にちっちゃいのもいたんだけど。この歳ともなれば結婚したって話を聞いてもそっかーって感じ(←なんか気のない返事に見えるけどそんなつもりはあんまりない)だけど、やっぱ子供がいるとなると結構違うなあ。歳を取った感じがするわー。
一旦駅まで戻ってぽんしゅ館へ。夜にでも飲んだら良いんじゃないかということで日本酒をいくらか購入。俺は日本酒の銘柄とかよくわかんないので、とりあえず大吟醸とか書いてあるようなのを中心に選んでおいた。あと母の人が聞き酒コーナーに行ってしまったので子供の相手とかしてたり。2歳児は怪獣だなー。しかもこれはまだ成長すればするほど強まっていくんだから大変だ。子供に対する加減とかよくわからないので遠慮がちに相手をしてたんだけど、これって端から見ると結構怪しい人だったんじゃないか。
ここからまた車で分乗して宿へ。一部別働隊は買い出しに……って予定だったんだけど、何故か俺の乗った車の組も買い物方面へ。なんでもこれだけはどうしても買っておかねばならない物があったんだとか。一見したところそれは粉末のレモンティーとかのでっかい缶みたいなものに見えたのだが……。真相は宿に着いた後に明らかにされた。うん、確かにこれは確かに買ってみたくなるわー。宿への道は結構手前から案内があったりと比較的優しい感じだったんだけど、国道から小道に入っていくとどんどん険しくなっていく。最後の橋に至ってはこれ歩行者用の橋じゃないのってくらいの細い橋だったし。もし何か起きてこの橋が通れなくなったとして、うっかり宿に名探偵が居合わせようものならとんでもない事件が起きるんじゃねとかって話をしてた。あとは佐渡の愉快な話とかかなあ。
まあそんな感じで18時くらいに宿にチェックイン。携帯電話が入らないとはなんという現代の秘境。いや入らないのはFOMAだけで、他はまあそれなりに(auは余裕でSBは瀕死。movaもかろうじてつながってるようだった)つながってるようではあったんだけど。夕食が19時からで、19時半に露天風呂の大きい方が男→女となるそうなので、がんばって露天風呂に入りに行く。別に小さい方の風呂でもかまわないと言えばかまわないわけで夕飯後でも良かったんだけど、暗くなってからでは周りの景色とかもよく見えないしねえ。風呂に行くとちょうど入れ替わりで1人出ていって貸し切り状態に。1時間弱くらいいたけど本当に誰も来なかったな。源泉の方はぬるめと聞いてたんだけどちょうど温水プールくらいの温度で、いつまででも入っていられるような感じだった。まあ後ろは決まってるので熱い方と行ったり来たりとかしてそれなりに暖まっておく。でもこれ熱い方もそんなに言うほど熱くないような。水分さえそれなりに取ってれば結構長時間入ってても平気そう。山の方だとこんな時期でももうひぐらしが鳴くんだな。ひぐらし(ゲーム)やってた頃にひぐらし(蝉)って晩夏から初秋のものなんじゃないのーとか思ってたけどそうでもないのかも。
時間に合わせて風呂からあがって夕食に。夕食の部屋はなんか細長い感じで、まさにかつての部室を大きくしたような感じ。昔はほんの3畳か4畳か程度の広さしかなかった部屋にこれだけの人数が入ってたんだから今から考えればすごい話だよなあ。夕飯後は1つの部屋に集まっての2次会的なもの。12人もいるんだからこれじゃ足りないんじゃないか的な感覚でいろいろ買い込んで行ったものの、結構もてあます感じ。まあ足りなかったら追加で買いに行けばいいって場所じゃないので、足りないよりは余った方が良いんだけど。買い物のときには明かされなかったでっかい缶の正体は、あの仕出し弁当とかについてくるカップのプリン(←正確な名前を忘れてしまった……orz)の缶詰だった。プリンは1つ1つ個別包装されてるんだけど、輸送時の衝撃から守るためか、中が水(のような液体)で充填されていたりとかなりユニークな代物だった。これはわざわざ買って明けてみたくなるよねー。あとは子供の相手をしたりとか周りの人といろいろ話したり。どっちかと言えば話すより聞く方が多かったけども。あんまり話ができなかった人とかもいたのはちょっと残念かなー。まあ部室にいたときと同じように突然よその話題に入り込んだりとかってのもあったり。こういうのもなんか懐かしいわー。まあ他の集団でもたまにあるけどね。
とまあそんな感じで12時半くらいで宴は解散。もう一度露天風呂行くかどうかちょっと迷ったんだけど、タオルはまだ湿ってるだろうし、夜になっちゃうとあんまり見えるものもないだろう(眼鏡かけてても星とかよく見えない)しってんでそのまま就寝。1時前に寝ると言うのも最近あまりないような気がするなあ。