Ring of Red
クリア。長かったような気もするけどたぶん実質40-50時間程度しかやってないと思う。
以下感想。ベルウィックサーガのときと同じスタイルでやるので結構長いかも。
- シナリオ&グラフィックについて
- 日本が南北に別れてるって設定は結構良かった。
- 各章の始まりというか、物語を語るシーンで背景に実写が使われてるのがすごく良い。これはあるとないとでゲーム世界への感情移入のスムーズさが全然違うと思う。
- 主人公達の戦う理由がなんかどうにも弱かったような。なんでそんなに必死なのかよくわからないものも。
- 元々レジスタンスだった3人はまあ良い。そういうもんだし、背景もそれなりに語られてたしね。
- なんで主人公は海宝をあんなに目の敵にするかなあ。あとあのイタリア人な。
- 全キャラの目的が終わったと思ったらまだ続くという衝撃の展開。
- 実は上官がーって展開は良いね。うまく最終章に持って行ったと思う。
- 戦闘シーンはAFWがかなり重そうに描かれているのは好印象。
- でも回避行動とか高速移動とかあんだけ動けるんなら通常からもっときびきび動けよ。
- あと戦闘シーンは必ず平地同士だったりしてそれって歩行しなきゃいけない意味あんまないよね。
- グラフィック的にどう見ても搭乗兵の持ってる銃から弾が発射されてるのに、発射後AFWの再充填が必要なのは納得いかん。
- 士気高揚のスキル発動時、どう見てもヤバイ薬をやってるようにしか見えない。
- マップに高低が定義されてるんだから、もうちょっと見た目にも反映しても良かったかと。
- 必殺技使用時の一枚絵が通常のキャラ絵とずいぶん印象が違うな。
- システムとか
- 取った行動によって次のターンまでの待ち時間が変わるってのは良かった。
- 一見ありがちな感じなんだけど、じゃあ何がそのシステム採用してたかって思い出せない。
- タクティクスオウガのWTってキャラ固有のパラメータだったよね。
- 兵士の編成について(←長さん最大のオススメポイント)。
- 自由度の低い序盤はともかく、中盤以降はそんなに考えることもないような。
- ゲーム自体の難易度がそんなに高くないので、最適な組み合わせを必要としない。
- 結局兵士をどうしようとAFWの性能、キャラの必殺技の補助的な面しかない。
- 地上兵を対地上兵な編成にすることにあんまり意味がない。
- 結局、AFWを倒しに言った方が速い。
- 要するに以下の組み合わせ。
- 偵察兵は必須とは言わないがかなり重要。
- 多脚砲なら誘導弾持ち(なければ何でも良い)の猟兵2人。
- 甲脚砲か対甲脚なら障害除去持ちを含め猟工補から2人(できれば修理も欲しい)。
- 軽甲脚はそもそもあんまり戦力にならないので対歩兵編成。
- 以上を満たす中でAFWタイプにあった特殊弾or照明弾持ち。
- 自由度の低い序盤はともかく、中盤以降はそんなに考えることもないような。
- 戦闘シーンが何とももっさりしてるのはマイナス。
- 1つ行動を取るたびにスキップ不可の行動シーンが表示される。
- あと両AFWとも再充填してるときも、さっさと進めて欲しい。
- スキップではなく、(全てのシーンに対し)早送りができると嬉しかった。
- 戦闘回数を減らすため無理無理に攻めることもしばしば。
- できるだけ戦闘させないために意図してやってるんなら見事としか言いようがないが。
- 1ボタンで自軍ユニットのステータス詳細が表示できたら良かったかな。
- どの兵士がどれだけダメージ受けてて、特殊弾があといくつあるのか知りたいことがしばしば。
- でも師団詳細見づらいんだよな。
- 索敵範囲外の敵も存在がわかるのは意味がない気がする。
- 一応行動順が見えないが、そんなの直前にいつ動いたかさえ把握してれば全く問題ない。
- いきなり攻撃可能範囲に複数の増援が出るの禁止。
- こっちの再行動前に全員から攻撃→敗北。
- 地形占領時に回復はしてはいけない。
- 兵士獲得可能都市とかを占領しないでマップクリアするとそいつらは手に入らないこと。
- つまり、最後の1体をわざと倒さず占領に向かわなきゃいけないってことなんだが、それはちょっと面倒だよ。
- 森とか都市とかに地形効果ってないのー?
- 取った行動によって次のターンまでの待ち時間が変わるってのは良かった。
- 画面構成とか操作性とか
- まあ全体的に必要な情報はちゃんと配置されてたし、邪魔でもなかったから悪くはなかったかと。
- ただ、ステータス画面は見づらかった。どこを見て良いのかわかりにくい。
- 操作性もまあ悪くはない。でも全体的になんかもっさり動いてる感があってなんとも。
- 振動がデフォルトオフなのはどうなのよ?
- まあ全体的に必要な情報はちゃんと配置されてたし、邪魔でもなかったから悪くはなかったかと。
- まとめ
- 2000年のゲームであるということを考えれば1500円あたりはまあ妥当な金額か。
- 手放しで褒めるわけにはいかないが、それなりに面白いゲームだったことは確か。SLG好き補正を無効にすればまあ隠れる程度の名作かな。