ハチミツとクローバー

危険だ。うっかり読み始めると途中でやめられなくなるぞ。
何度読み返してみても、早く先が読みたいと感じられるのはなんなんだろうな。自分の読む速度が遅いのがもどかしいというか、もっとこう3倍速とかそれくらいのスピードで読めないのかと感じてしまう。それは面白さの微分値が正だから。もちろんどの地点を取っても十分に高い面白さがあるんだけども。まあようするに早く新刊でないかしらってこと。


今回読み返した理由は、なんか2巻で一旦終わってると言うか1つの話の区切りがあるって話を読んだので。んーどうだったけなー、これはもう一度読み返してみないといけませんなーと思ったから。まあ別に理由がなくても読むときは読むんだけど。確かに2巻のの終わりの方、花本先生が旅立つところで区切りがついているな。あーここで掲載紙が変わってるのか。


このハチクロの舞台ってのは、つまり大学での仲良しグループ(主に下宿仲間中心か?)なんだよな。そして主人公は竹本。たとえ山田がどんなに話題を持って行こうとも、主人公は竹本だ。と9/6でも言ってたな。竹本が留年したのは物語的な都合って感じはする。竹本が卒業するとき、あーむしろ社会人になるときかな、この話は終わるかそうでなくても大きな転機を迎えると思うんだけど。その為の準備が出来てないからもうちょっと学生でいてもらう必要があったんじゃないかと。いやむしろ、はぐと同学年にさせるための方策かもしれないな。森田が再入学したのを見て、竹本を送り出す役なんだろうなと思った。その為にもう何年か大学にいなきゃいけないんだけど、でも在学年限あるしーって感じで。森田は登場時からかなり完成されたキャラで、学生側ではなく先生側の人間なんじゃないかと思った。なんだかんだでみんなが成長していっている中、森田だけは変わらない感じだし。


1巻の最後に出てくる森田の「真山、飲もう」のあたりはすごい良いなと思った。森田は真山や山田と掛け合わせるのが一番似合っているようにさえ思える。


ところで、げんしけんがオタク版ハチクロとかハチクロ美大げんしけんとか言う話をちょろっと読んだんだけど、俺は両者にはほとんど共通項がないっつーか全然違う漫画だと思うんだよ。