やっぱり君が好き

というか「ティーンズビデオ2004 ドラマ編」の感想。面白かった。
優勝、準優勝、優秀賞の3本と半分に編集された優良賞の2本。このうち「やっぱり君が好き」は準優勝作品。あらすじは公式(→http://fbc.sub.jp/yappari/index.htm)でも見てくれ。今ならまだ録画したテープも残ってるけど。


まあ話は割とありきたりというかありがち。オタの主人公が恋のために脱オタする話。合格発表シーンでの人を押しのけていくあたりとか、なかなか風刺が効いていて良いと思う。いやホント。大体リュックにポスター刺して何しに学校行くんだよと思わずツッコミたくなってしまった。ポスターとかを河原で燃やすシーンとかは思わず兄者(→http://fujoshi.moe-nifty.com/chizu/2004/03/index.html の14日)を思い浮かべてしまったり。まあ甘いと言えば主人公の部屋があんまりオタっぽくない(リアルじゃない)とか脱オタの際の葛藤があんまりないとかいろいろあるんだけど。あと、「外見まずい」→「もっとくわしく」→「アニメとかゲームとかきもい」→新学期に外見まで普通にと言う流れは変じゃないか? まあ、オタ的には楽しく見ることが出来ましたが。制作意図みたいなのが読み上げられたけど、多分そのメッセージは伝わってない、伝わってないよ。


んで、せっかくなので最後まで見たんだけど、優勝作品「グッデイ・グッバイ」すごいね。いや普通に良くできてた。高校生の演技と言うことで全体的にどうしても嘘くさいなーと言うのが他の作品にはあったんだけど、これはあんまり嘘くささを感じなかった。いや嘘、ちょっとはあった。でも平均的に演技がうまかったと思う。他のに比べてね。キャラの対比がうまくて、それだけで話が勝手に出来ていく風なのがすごい。「やっぱり君が好き」も良くできてるとは思ったけど、これが相手じゃあ優勝できないよなーと言う感じだった。