2004-06-11 OUT 感想 小説 前半は特に面白いと感じるわけでもなく、ただ暗い感じの話だなあと思って読んでたんだけれど、金貸しの人が本筋に絡んできたあたりから急に面白くなった。まあ暗い感じは最後までずっとあるんだけども。俺はよく本を読むとき頭の中で映像化しながら読んでるんだけど、この作品のイメージは俺は邦画に対して抱いているイメージと結構ぴったりと符合していた気がする。普段映画なんてろくに見ないのでイメージの方が偏っていると言われると否定できないが。 一番気に入ったキャラは十文字。