ひぐらしのなく頃に解〜祭囃し編

面白かった。昨日の夜から一気に終わらせてしまったよ。

  • カケラ集め。
    • 「これまでの」物語を整理するやり方としてかなり良かったと思う。
    • 結構絡み合ってると思っていた話が別件同士だったのは意外だったなあ。
  • 物語の導入が鷹野さん視点だったこと。
    • 目指すハッピーエンドは皆殺し編で示されるわけだけど、これは鷹野さん視点だとどうにも据わりが悪いんだよね。とカケラ集めのあたりまでで思った。
    • なので、途中で鷹野さんもどうにか部活サイドにまわるんじゃないかと思ってたんだけども。
      • まあでも鷹野さんは全く救われないってわけでもないわけで。良い落としどころだったのかな。
    • この辺りはスタッフルームでの解説がしっくり来た。
      • でもなんというか、梨花と鷹野さんの両方を勝たせるような解決はなかったのかなあ。
      • その辺は思い付いた人が同人誌とかSSとかでなんとかしろということか。
  • 「作戦」の決行日。
    • いくつかの話であったみたいに、祭りの後の日にしちゃうとなんかこう据わりが悪いもんね。
    • 祭の日を決行日にすることで、祭自体が後日談というかエンディングになると。
    • 唯一の勝利条件が本部から番犬を派遣してもらうみたいな話だったけど、考えてみれば、所定の時間まで逃げ切れば勝利になるんじゃないのか。
      • あーでもそれって根本的な解決にならないから6月を越えた先で結局アウトなのか。
  • 悟史はてっきり解剖されたものだと思ってました。
  • 最後のTIPSが東方のスペルカードっぽい。
  • 小枇木(字がわからん)と赤坂の対決がバキっぽい。

これまでの話で出てきたいろんな設定が随所で有効に使われてたのがすごいなー。これまでの7話が全部この話をやるための伏線に見えてくるわ。特に大石と園崎家の和解の辺りとか。茜は本当に良いところを持って行くなあ。あと大石の覚悟のくだりも良かった。基本的に俺は主人公達の年齢より上の人間がなにかに心うごかされて決断したり、信念を変えたりするような話が好きらしい。