妖精現実 フェアリアルから

2004年6月16日 BEY バトル・エンコーダ・ユキカゼ


警報音が響き、白いダイアログがポップアップする。


「何だ―」
「MBMから温度警報。CPUが動作保証温度を突破。信じられない…強制冷却しているのに」
「部屋ごと冷やす。エアコン始動」
「待て、少尉。センサーの誤作動かもしれない。MBMの故障かも…」
「なぜ分かる」
「室温は18度だぞ、誤報だ、上限温度の73度を超える訳がない」
「ではspeedfanでも確認しろ」
「やっている…数値は同じだが、温度センサー側のトラブルかもしれない」
「Waveletを2枚かまして24時間連続エンコしているのだ…ありうる」
「やめろ少尉! 気でも狂ったか? こんな肌寒い部屋で冷房を最強にしたら、凍えてしまう」
プレスコットが…暑いと言っている」